体内に異物が侵入すると、自らをカーペットのように広げ、仲間たちと協力し合いこれを覆ってしまう大食細胞。目的地である生殖巣に向かって、さまざまな困難を乗り越え胚の体内を移動する始原生殖細胞。外的変化にしなやかに対応しながら的確に行動する細胞たちのけなげな姿を生き生きと描き、生命を分子メカニズムの総体ととらえる硬直した発想を超えて、細胞こそが自発性の根源であることを力強く打ち出す。生命という複雑な現象の本質に迫る野心作。
(「BOOK」データベースより)
第1章 細胞には三種類ある
第2章 細胞たちの華麗な組みダンス
第3章 細胞の思い、人間の思い
第4章 始原生殖細胞の旅
第5章 胚の細胞は、けっして赤ちゃんじゃない
第6章 細胞は生き続けたいと思っている
第7章 極限状態から立ち直る細胞たち
(「BOOK」データベースより)